直属の上司(駐在員)について

今の直属の上司は、現地法人で役員を務めているが日本では部長級だった人である。私が働いている日系企業は某新興国であり、50歳を過ぎての駐在であり、あきらかに出世コースから外れた人だ。

 

英語はほとんどできないが、プライドが高いのか、それとも彼の上司である社長が認めてくれないのか、通訳はいない。といっても、社内には通訳はいないが、大半の直属の部下が日本語ができるため、やりこなせていないが自分では何とかやりこなせていると思っている。

 

実質は、放置プレーに近く、私の様に上司なしでも仕事をほぼ自己完結できる人間ならばまだしも、上司の決断が必要だったり、自分が犯したミスの尻拭いを自分できない人間にとっては、彼は非常に厄介な人間である。

 

私は自分や部下が犯した失敗は自分でリカバリーし、上司にはリカバリーしたことを報告するか、こういう問題が発生したのでこういうリカバリー方法を考えており、あなたには一切迷惑をかけずにやり切りますという風な報告をする。そうすると、上司は非常に満足そうな顔をする。

 

そして、実際にやり切ってみせるのである。