年老いた父と統合失調症の兄について考えてみた

目次

 

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母が突然死んだ

 

その訃報は突然の電話でなく、なんとメールだった。

 

母が緊急入院しほとんどコミュニケーションが取れなくなっていたことは知っていたが、当時、国内出張から自宅に向かう飛行機から降り、携帯の電波をキャッチした後の最初のメールが母の悲報だった。

 

海外に住んでいることもあり、母の死の連絡はなんと死後数時間経ってからの父のメールだった。

 

年老いた父と精神病の兄

 

私はまだ40前だが、今年の3月で父は75歳、7つ上の兄は45歳だが統合失調症という精神障害を負っている。母が亡くなったことは当時認識はできていたが、悲しみや父との生活に対する不安すら感じない様な状態だ。

 

一日中独り言(正確には幻聴と会話しているのだが・・・)をしゃべっている。意外と楽しそうで時々大爆笑している。

 

兄は、もともと大人しく優しい性格だったことも幸いし、暴力や暴言を振るうことがないのが唯一の救いだ。

 

 

 

幸せは

 

兄は大学在学中に突然精神病(統合失調症)を発症した

母は60代半ばで入院して2週間もせずに帰らぬ人となった

 

私たちのちっぽけな幸せなどほんの少しのことで一瞬にして崩壊してしまうものだなぁと思う。

 

例えば・・・

 

・自分や家族の病気

・失業

・子供が学校でいじめにあう

・両親の介護