日系企業の海外子会社の現地採用でダメだなと思うところ。
企業というものは、お客さんに喜んでもらうのが唯一の目標である。
それなのに、前の会社ではお客さんのニーズは無視し、
以下に自社でリスクを取らずに
改革にしろ、戦略にしろ
上場企業の取締役だって年収数千万ももらえる。
しかも、50代後半から場合によっては60代の人が取締役になる。
今後の数年間無難にこなせば、一般の人が一生手に入らない様な金額が手に入る。
実際前の会社では、処世術にたけた営業部長が執行役員になった。
現在、取締役となっている当時の事業部長に対するポーズのためだけに、現場を疲弊させるだけの書類づくりや会議等をたくさんやっていた。
中には英語がまともにできない人が社長を努めていた時期もあった。
結局、その社長はブラジルでの赴任期間の業績がたまたま良かったこともあり、アメリカ子会社の社長へと栄転した。
海外の子会社に与えられている権限が少なく、すべて本社にお伺いを立てなければならない。
決断のスピードは遅く、また各国の独特の状況等は本社側の人間の理解不足もありまったく考慮されない。日本型の日本でしか通じない様な制度やシステムがブラジル側に
ブラジルに送られてくる人材
・日本でのエース人材は絶対に来ない
・日本だったら役職定年する様な人たちが経営者として送り込まれてくる。役職定年してしまうと大幅に収入が下がるため、やむを得ずマイナーな新興国へ
・マネージメントができない。
日本できちんとマネージメントができる人間はブラジルには来ない。
・現地人とコミュニケーションが取れない
母語でも日本人ともまともにコミュニケーションが取れないのに、現地語どころか英語もろくにできない現地人の指導者として赴任してくる。
・職人気質
何でも自分でやってしまう、海外子会社がどうすれば自立できるかという意識で仕事ができない。現場上がりで本社にも人脈がなく、根回しがきかない。
様な外国人と対等に